「大阪府北部地震による災害対策に関する緊急要望」を提出
2018年6月26日、公明党京都府議会議員団は、「大阪府北部地震による災害対策に関する緊急要望」を西脇知事に提出しました。
京都府知事
西脇 隆俊 様
平成30年6月26日
公明党京都府議会議員団
大阪府北部地震による災害対策に関する緊急要望
6月18日午前、大阪府北部を震源として発生した最大震度6弱の地震により、京都府においても負傷者は22名を数え、住家被害617棟に加え多くの公共施設や文化財等でも一部損壊の被害が出るなど、府民生活や産業にも多大な影響をもたらしている(6月25日14時現在)。
公明党京都府議団は20日、京都府教育委員会に対して児童生徒の安全確保策を早急に講じるよう緊急要望を行うとともに、25日には八幡市において地元公明党市議会議員とともに被害状況を調査したところである。
本府においては、災害対策本部を設置して被害状況の掌握や被災者支援、災害復旧に全力で取り組んでいるところである。今後とも、国、地元市町や関係機関との連携を強化し、以下の項目に留意しつつ、早急な復旧及び地震の教訓を踏まえた防災・減災対策の強化に全力を挙げるよう強く要望する。
記
1.被災実態の調査を早急に行うとともに、被災者の生活再建にむけた支援に取り組むこと。
2.南海トラフ巨大地震や直下型地震の発生に備え、道路・河川等のインフラや水道等ライフラインの耐震化、住宅の耐震診断・改修等を加速化すること。
3.ブロック塀等の総点検や補修・撤去等に係る支援を行うなど、府民の安全確保対策を早急に講じること。
4.一時避難所の確保など通勤・帰宅困難者対策、外国人を含む旅行者に対する情報提供体制、災害時要援護者の避難支援体制など、ソフト面での対策を強化すること。
5.被害発生が想定される活断層について関係機関と連携しつつ更なる調査を行うとともに、府民への情報提供を一層拡充すること。